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住所:
東京都中央区日本橋人形町
3-5-2 ルート人形町ビル1階

TEL:03-6206-2666
休診日:

月曜日・水曜日・日曜日・
第1・第3火曜日

診療時間:

11:00 ~ 13:00
14:30 ~ 19:00
(土)午後は14:30 ~ 16:30

すぎやま按腹鍼灸院はこちら

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住所:
千葉県柏市柏4-6-13
ホワイトパレスコミゾ703

TEL:04-7166-7551
診療日 :日曜日のみ
診療時間:11:00 ~ 14:00
     15:00 ~ 18:00

杉山鍼灸院はこちら

院長著書

改訂版 お腹のしこりが万病の原因だった! ――大反響! ヘソ按腹「お腹ゾーンセラピー」 ストレス・老廃物はお腹にたまる!

雑誌掲載
  • VOGUE
  • 皆様からの声

    皆様からの声

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    初めての方へ

    当鍼灸院のウェブサイトをご覧いただきありがとうございます。
    当鍼灸院では、針灸療法とへそ按腹(あんぷく)を用いた施術を行っております。
    主に、

    運動器疾患:
    腰痛・肩こり・骨粗しょう・変形性関節症・関節リウマチ・スポーツ障害・四肢外傷・身体障害などの運動器の障害や機能不全などの運動器疾患に関する症状
    循環器疾患:
    高血圧 狭心症 心筋梗塞 不整脈 心筋症などの循環器疾患に関する症状
    皮膚疾患:
    アトピー性皮膚炎・脂漏性湿疹・接触性皮膚炎・蕁麻疹(じんましん)などの皮膚疾患に関する症状
    消化器疾患:
    胃・十二指腸潰瘍・がん(食道がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、膵臓がんなど)・ポリープ・過敏性腸症候群・急性膵炎・慢性膵炎・急性肝炎・慢性肝炎などの消化器疾患に関する症状
    婦人科疾患:
    子宮筋腫・子宮内膜症・ 月経前緊張症 ・更年期障害・ 性器脱(子宮脱、膣脱)・子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん・卵巣腫瘍(良性)など。
    その他:
    自律神経失調症、不眠症、不定愁訴(原因不明の眩暈、頭痛、ふらつき、疲労感、不眠など)や難病・奇病と呼ばれる疾患・脳腫瘍など。

    など
    様々な疾患にお悩みの方に数多くご来院いただいております。
    通常の針・灸の診療だけではなく、日本古来の伝統療法「へそ按腹」を取り入れることで皆様の健康へのお手伝いが出来ればと思っておます。
    皆様のご来院、心よりお待ち申し上げます。

    皆様からの声

    皆様からの声

    婦人科疾患

    東洋医学では婦人科関係は、「肝」との関係が強いと言われ、ヘソ按腹でも肝のゾーンにコリがみられる症例が多いです。

    また月経困難症や子宮内膜症、ひどい生理痛などの場合は、脾から胃土のゾーンへの按腹が大切になることがあります。東洋医学でいう「血(けつ)」をつくり出す大事な臓腑だからです。

    不妊の方が相次いで子供を授かりました。

    *卵巣嚢腫、子宮内膜炎を克服して無事に出産しました。 30代 女性 会社員

    婦人科の疾患の他にも、ひどい肩こり、頭痛、そして一番辛かったのは腰痛でした。座り仕事をしているとだんだんと腰が痛んで、同じ姿勢を保つことができませんでした。

    治療にかかり始めて、まず肩こりなどがとれて、腰の痛みも大分やわらぎ、そのうち痛みを忘れるようになりました。また、花粉症も楽になりました。

    婦人科に関しては、治療を始めた翌年に内膜症とポリープを内視鏡でとる手術をしました。仕事を続ける中でストレスも多く、体調管理のために治療を継続していましたが、3年程経った頃諦めかけた子供を授かりました。按腹治療のおかげでつわりも軽く、無事に出産できました。

     

    <院長所見>

    肋骨周りの脾から肝を丁寧に按腹して、そのまわりの邪をとり続けました。どんな状態でもそこは丁寧にとります。

    *胎盤が下がった妊婦さん。

    妊娠中の女性の胎盤が下がり、お腹が張ってきました。赤ちゃんは順調に育っていますが、破水して母子ともに危険な状態になるのは時間の問題です。お腹を診ると、心のゾーンが筋肉のように盛り上がっていましたので、軽く打鍼を使い散鍼しました。すぐにお腹の赤ちゃんがグルグル動き出しました。1週間後の検査では、胎盤は元に戻っていました。心の邪をとることで胎盤が正常に戻りました。

    *へその緒が首に巻き付き、心拍停止前だった赤ちゃん。

    先月無事に生まれ、母子ともに元気でいます。
    脈が消えかかっていてたいへん危ない状況でした。妊婦さんの脈は2人分の強さになります。要するに普段より脈は強く浮いてきます。それが弱く沈んでいた訳です。
    治療はもちろん、心脾肺の反応が強く現れている場所。打鍼と按腹を使い丁寧に実邪をとりました。最後に置鍼し軽く仕上げます。
    一回の治療で勝負をつけなければなりません。一刻を争う状況だったからです。

    大声で泣く赤ちゃんが誕生しました。

     

    <院長所見>

    心のつまりと胃土の緩みを診ながら、肝の肋骨内側から天枢、腸骨の内側を中心として治療しました。鼠径靭帯の邪を治療して結果を出した人もいます。

    *再発した乳癌が消えました。 30代 女性 会社員

    エコー検査で片方の乳房に複数のしこりが見つかりました。すぐに手術を受けて、その時は按腹治療も何回か続けて受けましたが、しばらくして忘れてしまいました。
    一年あまり経った検査で、また同じような硬くてボコボコした小さなしこりが見つかりました。手術をしてもすぐに再発してしまい、杉山先生がお腹をケアしておけば大丈夫と仰ったことを思い出して、まず按腹の治療を始めました。
    しこりは治療再開してから2~3ヶ月でほとんどわからないくらいに柔らかく、小さくなりました。医者も驚いて、「様子を見ましょう」ということになりました。
     

    <院長所見>
    腸骨まわり、大転子まわりをしっかりと診ました。どんな症状の患者さんでも、肋骨まわりと胃土の邪は軽く払ってください。

    *子宮頸がん 65歳 女性 会社員

    2012年2月に子宮頸癌と診断されました。治療は抗癌剤のみ。
    しかし、抗癌剤治療が始まってから、特に頻尿、排泄時痛、むくみが次第にひどくなっていきました。頻尿は20~30分毎で、電車にも乗れないくらいの状態でした。
    同年9月頃、すぎやま按腹鍼灸院を紹介され、不定期ではありますが通院が4回目くらいになります。1回目の治療でトイレに行く時間が2~3時間くらい空くようになり、とても驚きました。3回目の治療を終えてからは、トイレの回数も普通の方と同じくらいになり、排尿時の痛みもほとんど取れました。
    むくみも改善しており、治療院への通院と同時に、先生から指導されたヘソ按腹を継続しています。
    まさか“お腹にコリ”があり、こんなに痛い場所があるとは思いもよりませんでした。このようなお腹のコリがあると、癌などに対しての抵抗力が落ちてしまうと聞き、また目から鱗が落ちるようでした。

    *乳がん 40代 女性

    2011年春頃、乳癌が分かり同年秋に手術を受けました。
    手術の前から体質改善の為すぎやま按腹鍼灸院に通い、無事に手術も成功しました。しかし、その後の抗癌剤治療が思った以上に負担が大きいものでした。抗癌剤の治療が続けられるか心配でしたが、その間にも杉山先生の所で按腹の鍼治療を受けたところ、副作用がほとんど感じられなくなりました。今はまだ抗癌剤治療も継続していますが、按腹の治療のお陰で副作用を感じることなく元気に生活を送れています。
    ヘソ按腹の方法が、副作用に対してもこんなに対応できることに驚いています。
    癌の病巣は手術で取りましたが、癌の体質を改善することが大切と言う事なので、暫くは治療院に通いながら、自分でもしっかりヘソ按腹法を身に付けて身体をケアできるようにしたいと思っています。

    消化器系疾患

    *過敏性大腸炎が2ヶ月で治癒しました。 30代 女性 会社員

    もともと胃腸が弱く、下痢と便秘を繰り返していました。食事も生活も普通にしていたので、原因は思いつかないのですが、突然下痢がひどくなりました。そのうち下血も始まり、それがひどくなって貧血もおこってきました。

    そんな中で按腹治療を紹介されて試しにかかってみました。体が暖まって気持ちがよく、毎週1回のペースで治療を続けました。そのたびに楽になっていき、2ヶ月あまりでほとんど治癒しました。

     

    <院長所見>

    こういう時は前を触ると、かえってひどくなります。

    期門から京門で治療しました。横から後ろを中心に診てください。

    *消化不良と食欲不振 60代 男性 会社役員

    初めは腰痛がきっかけで受診しました。しかし上腹部の詰まった感じがとれて、食欲が出てきたことから、長年悩まされてきた消化不良と目ヤニも治してもらえると感じて、治療を続けてきました。痔の出血があった時も治してもらい、胆のうが腫れて消化ができない時も治療してもらいました。ほぼ2週間毎に定期的に受診しているうち、今では下痢もおこらなくなって、美味しく食事できるのが嬉しいです。

     

    <院長所見>

    肋骨の内側に張り付く邪を丁寧にとりました。みぞおちの狭いところは特に丁寧に診ないと見落とします。肋骨周りと胃土を中心に治療しました。

    運動器疾患

    痛いところに鍼をしたりマッサージをしたり、湿布をしても、症状や痛みがあまり改善しないケースが多くみられます。かえって痛みが増幅する場合もあります。
    膝痛・腰痛・肩こりには、肝のゾーンの按腹を試してみましょう。特に脇腹からやや後ろ側。そして腸骨の回りを按腹してみましょう。
    肝を整えることで、東洋医学では気血のめぐりをよくし、筋を養うと言われます。そのゾーンを按腹することで、凝りや痛みがとれてきます。

    *脊柱管狭窄症 60代 男性

    長年、右臀部から大腿の外側に痛みが出て、我慢して動いているうちにやわらいだりするので、真剣に治療をしないままに痛みをごまかしてきました。昨年とうとう足先まで強い痛みと痺れが来て、歩くことも困難になりました。他にも痔が悪かったり、慢性的な下痢にも悩まされてきました。

    そんな時に知人に紹介されて杉山先生の按腹治療に出会いました。痛みのある脚にはほとんど触らず、お腹と骨盤あたりだけをサッサッサっと撫でるように触れて、チクッとするところに鍼をチョンと刺す、刺されたこともわからない治療でした。それなのに1時間の治療時間の終わり頃には身体全体がフワ~っと緩んで、痛みも軽減していました。初めは週1回のペースで通いましたが、4~5回の治療であんなに痛かった神経痛の痛みが嘘のように消えてしまいました。以来、再発しないように時々治療を受けていますが、今では月1回行くか?というペースです。

     

    <院長所見>

    この方はゴルフ好きの方です。ゴルフのようにいつも同じ方向にしか身体をひねらないことから、左右に極端なバランスの崩れが生じてしまうのです。左右の筋肉のバランスの崩れからですが、これは肝でとります。環跳(大腿骨の付け根あたり)付近のこりをとれば、バランスを取り戻して矯正しやすいです。

    大転子の周りを自分で叩いて、響くところをより丹念に叩いてください。

    *股関節痛 70代 女性

    左の股関節が長年痛み、それを庇って歩くことから、左の膝とかかとが痛みだしました。肩こりがひどく首も曲げにくくなり、腰も痛むし脚にはむくみが出て重く歩くのが辛かったです。耳鳴り、不眠、頻尿と満身創痍でした。

    そんな時に友人から紹介されて杉山先生の按腹治療を受けました。

    下腹を主に治療していましたが、肋骨に沿って治療する日も多く、両方を治療する日もありました。髪の毛が薄くなってきた悩みを伝えると、頭にも軽く刺激をしてくれました。

    本当に軽い治療ですが、不思議に胸の苦しさがスーッととれて、身体が解放されるようです。今は股関節や膝の痛みも軽くなり、歩きすぎたり、座り続けたりすれば、腰が重くなったり、膝がチョッとあやしいな、と感じますが、自分で按腹しただけでもすぐに楽になります。あんなにヨタヨタと歩いていたのが、嘘のようです。これから年齢は進んでいきますが、安心して年をとることができます。

    *膝痛 60代 女性

    両腕がしびれて重だるく、節々、特に膝が痛んで立ち居振る舞いに難儀していました。血圧も高くて、ふらつき、時々目眩しました。腰が痛んであぐらをかけないし、左脇が痛んで寝返り打てない夜もありました。疲れやすく、雨の日には身体が重く、身の置き場がない辛さがあり、そのうち歩けなくなるのではないかと不安に感じていました。

    治療はいつも大抵、肋骨周辺をつまむ、軽く叩く、さすって鍼を刺すです。臓器で言えば心、脾、肺、肝だそうです。肋骨の際を小さな木槌のような物で叩いて、手でさすってくれると全身の力が抜ける感じがして、コリがとれていきます。左右1本づつ鍼を刺して、1時間程の治療のあとは脚が軽くなり、両腕のしびれ感もなくなりました。

    月に1、2回の治療ですが、続けているうちに膝の痛みが随分やわらぎ、普段は痛みを忘れて生活できます。階段を上ったら時にチョッと痛む、なんて時にはすぐに治療に行きます。

    血圧も安定して、今はほぼ健康を維持できています。

     

    <院長所見>

    このお二人ともポッチャリ型で、柔らかい肉質の体型です。筋肉がパンパンに張って硬い体質の方にも問題がありますが、ポチャポチャ、タルタルしたタイプの方は特に膝を痛め易いです。下腹部に溜まったやわらかな脂肪が脚の付け根あたりに垂れて、鼠径部を圧迫する事が極端に下半身の血流を悪くしているようです。

    治療は肋骨周りを中心に按腹します。脾,胃で水分の排泄を促し、肝で筋肉を引き締めます。それだけでも下腹がしっかりしてきますが、下腹も軽く按腹し整えておきます。

    *頸椎ヘルニア 50代 男性 会社社長

    数年前から手のしびれがあり検査の結果、頸椎ヘルニアと言われました。様々な治療を受けてみましたが全くと言っていいほど良くなりませんでした。痛みとしびれは、腕の前側から内側にかけて出ていました。
    すぎやま按腹鍼灸院のことを知り、訪ねたところ1度の治療で大きな痛みは解消し、通院は現在5回ほどになりました。
    今では、とても辛かった痛みやしびれはほとんど無くなっています。肩や首のコリが少し残っていますが、あの痛みやしびれに比べれば何の問題も感じないほどです。

    *坐骨神経痛及び腰痛 62才 女性 会社員

    10年来お尻から膝裏に重みと痛みがでます。
    鍼治療や整形外科などいろいろな治療を受けましたが、全く改善がみられませんでした。悩んでいたところ、近所の70過ぎの友人からこちらを紹介され来院しました。
    治療は腎のゾーンに鍼治療とヘソ按腹を行い、5回で殆ど痛みが消え2ヶ月経った今ではすっかり気にならなくなりました。

    その他の疾患

    *自立神経失調症、軽度うつ病 20代 女性

    不眠、耳鳴り、冷え症、動悸、めまい、便秘と下痢、疲れやすい等々、あらゆる不定愁訴があります。お母さんも同じような体質で、家族性と言えるのかもしれません。緊張感がとれなくて眠れない、起きてからも疲れが溜まったまま、その連続のような毎日です。

    治療は肝が中心です。大腿部の外側に縦に強くスジばっていますので、そこを按腹したり、肋骨の内側から縦に強いスジが入っていますので、そこを按腹したりしています。

    治療後は身体が緩んで、ドッと疲れが出ます。日常生活の中ですぐに緊張状態に戻ってしまいますので、まめに治療を続けています。

    *うつ病 50代 女性

    20代の頃から断続的に精神面の治療を受けてきました。抑うつ症状や摂食障害などです。身体が熱っぽく、だるく、身体中が凝っています。眠れず、疲れて、人と話すと緊張し言葉が出てきません。気が上にあがってしまい、足先は夏でも冷たくなります。普通に仕事をして、普通に暮らせたらとズーッと願ってきました。

    治療は肝を中心に続けてきましたが、大腿部の付け根から下に、太ももにあるスジを緩めていくのがとても効いています。スっと熱がひいて落ち着きます。ひどい時には薬も飲みますが、按腹で根本的に治っていくと感じ、希望を持って通院しています。

    <院長所見>

    内熱がこもりやすい人がいて、この内熱が精神を攪乱させるわけです。内熱は深いところに入り易く、手足の冷えを訴える人が多いですが、内熱は吹き出物や口内炎のような形で出てきます。

    按腹は肋骨の内側から大腿部の側面を軽く拳で叩いて、和らげることがとても大切です。

    *うつ病 56才 女性 主婦

    ここ数ヶ月気力がなく体がだるく、特に胸の重さや不安感があり思考力が低下し、物事の判断がつかないほど頭がいっぱいになっていました。
    兎に角全身に力が入らない状態で、病院でうつ病と診断されこちらへ来院しました。
    治療は膀胱のゾーンに鍼治療とヘソ按腹を行い、3回の治療で改善がみられました。8回目では今までの自分はなんだったのかと不思議なほどになりました。

    *原因不明の体調不良 20代 会社員

    原因不明の体調不良がしばらく続き、風邪だと思っていたのですが、腹部痛や皮膚炎まで発症が出てきてしまいました。特にひどいのは、喉の閉塞感。寝ているときに、何かが詰まっているような感じで、寝てもいられず、様々な病院に掛かっても原因不明。
    そんな矢先に、知人から杉山按腹鍼灸院を紹介してもらいました。
    不調の原因、特に喉はお腹のコリを2箇所見つけ、そこに鍼を2本刺しただけで長い月の不快感からの開放。また、全身のダルさもお腹を少しマッサージしただけで、回復に向かう驚異的な即効性の治療法でした。
    簡単に、痛みもなく、すぐに私は身体が楽になりました。今でも、体調が悪いときには先生の杉山按腹鍼灸院を予約し、診てもらっています。杉山先生はそんな、私の主治医になっています。

    *極度の疲労感・冷え性・生理痛 30代 主婦

    もともと身体が強くない私は、仕事と家庭の両立から身体がぼろぼろになっていました。身体のためと思い切った決断で、仕事を辞め、家庭に入り、体調の改善を待ったのですが、一向に良くなりませんでした。むしろ、歩くだけで疲労、極度の冷え性、月経前症候群で酷い生理痛。妊娠も期待できないと、医者からは言われていました。
    昔、通ったことのある杉山鍼灸院を思い出し、他の先生とは違ったイメージを持っていたので、何とかして欲しいという一念で、再度、杉山按腹鍼灸院の扉を開けました。杉山先生は丁寧に問診を始め、舌、脈、様々な箇所を診察していただき、最後にお腹だけに鍼を打ち続けました。
    週二回、頼りは先生だけと思い、通院を続けました。通った後は、ひどい疲労感に苛まれましたが、通ううちに、だんだん疲れがとれ、普通の生活が送れるようにまで回復しました。
    ちょうどその頃、医者には諦めろと言われた待望の妊娠。今後も、体調面だけでなく、妊娠中の相談も先生にしようと心に決めています。

    *脳腫瘍 70代 男性

    最初は家族に勧められて半信半疑でかかりました。
    1時間ほどの治療の後、スーッと気持ちよくてたいへん気に入りました。それから毎週1回、家内についてもらって通院したのですが、数回の治療で全身が楽で気持ちよく、歩くのにバランスがとりやすくなりました。4ヶ月経った頃には腫瘍マーカーが正常値になり、一人で通院できるまでになりました。
    <院長所見>
    大転子まわりを丁寧に按腹しました。免疫を高めるには腸骨のまわりから足の付け根あたりをしっかり按腹して、叩打法で叩くと効果的です。

    ~がんについての考察~
    誰でもガン細胞は毎日発生していると言われます。しかし、それがガン細胞になるかどうかは、免疫機能・細胞の代謝が大きく関係します。東洋医学では、免疫力を主る臓腑は「肝」の力が大きいと考えます。
    ガン体質の方や、既に診断を受けている方は、胃土から肝の方へと老廃物(実邪)が溜まっていく傾向がみられます。
    肝の働きを立て直しながら、胃土の硬さをいかにとっていくかがポイントになってきます。
    ~がんのお腹の特徴~
    胃土からの邪が外に広がり、肋骨の上にも張り付いてきます。胃土自体も深くまで邪が入り込んでいます。
    胃土が硬いからといって、胃土の邪に直接アプローチしても がん腹の胃土は緩みません。
    板のように、ゴム毬のように、硬い石の塊があるように、様々な形で胃土に邪が入り込みます。問題は邪の深さです。病が進行していれば深い場所まで入り込みます。それが胃土全体に広がれば救うことはできません。
    深さを知るには、胃土を大きく鷲掴みにし、左右上下に動かしてみる。深ければその邪は動かない。痩せていて板のような邪は、指先を使い優しく押し当てながらゆらしてみる。
    少し技術が必要だが、コツをつかめば簡単です。
    胃土の邪が動かなくなる前に、できるだけ早く按腹を行うことが大切です。
    最近感じているのですが、腸骨と大転子付近には特別に、ガンと闘うための血球を中心とした造血作用があるのではないかと思うのです。胸腺におけるTリンパ球の働きが確認されていますが、腸骨にもそんな働きがあるように思えるのです。
    按腹では肋骨の際に打鍼を加え、腸骨から大腿骨のまわりにはこぶしで軽く叩き、骨に振動を与えます。この振動が骨の代謝を促し、造血作用を高めてくれるのではないかと考えています。